アドミッション留学センターでは、信頼できる2つの奨学財団が提供する「公立高校交換留学プログラム」をご紹介しております。出願者の英語力、選考試験の結果を考慮の上、適切な公立高校交換留学プログラムをご提案いたします。
※このプログラムで言う交換留学とは生徒同士を交換するものではありませんので、ご自宅で留学生を預かる必要はありません。
1) プログラム概要
2) AYAホストファミリー
3) ハイスクールライフ
4) アメリカ国内でのサポートネットワーク
上記のタイトルをクリックすると詳細をご覧いただけます。
AYA(Academic Year in America)アメリカ公立高校交換留学プログラム
アドミッション留学センターでは、以下の2つの奨学財団が提供する「公立高校交換留学プログラム」をご紹介しております。これら2つの奨学財団は、米国広報文化交流庁(USIA)の認定のもとに、一定の条件を満たす留学生に「DS-2019」という受入許可証を発行することが許されています。この許可証は留学生のためのJ-1ビザをアメリカ大使館、領事館で申請する際に必要となる書類です。
1)American Institute for Foreign Study(AIFS奨学財団)
1981年に非営利教育団体である「アメリカン・インスティチュート・フォー・フォーリン・スタディ奨学財団(1967年創立)」をスポンサーとして発足。AIFS奨学財団はAYAプログラムへの資金援助の他に、高校生の異文化交流の意識を高めるための様々なプロジェクトに対し奨学金制度を設けています。故ロバート・F・ケネディ氏の支援を得ているAIFS奨学財団の目的は、異文化交流を推進して世界の相互理解を深めることにあります。著名な教育関係者や国際的な産業界のリーダーからなる同奨学財団の管財人委員会は、基金が有効に活用されているか、AYAプログラムの内容が高い水準を保っているかなど、定期的に監査、審議をしています。
2)International Student Exchange(ISE奨学財団)
1982年に設立され、1984年から公立高校交換留学プログラムを提供しています。ISE奨学財団のAYAプログラムは、世界中の高校生がアメリカの公立高校に入学し、地域のアメリカ人家庭で生のアメリカ生活を体験しながら異文化交流を図ろうとするものです。AYAプログラムの参加者は、単にアメリカの文化、習慣、生活を体験するだけでなく、自国の文化や物の考え方などをクラスメイトやホストファミリーに紹介し、相互に理解するように努力しなければなりません。
AYAプログラム留学申込み資格
1)それぞれのプログラム出発日の時点で中学校卒業以上で15才〜18才の全日制の高校生であること
2)成績は5段階評価で平均以上であることが望ましい
3)英語を3年以上学習していること
4)心身共に健康であり、国際交流に興味があること
5)AYAプログラムの規則、ガイドラインを遵守できること
留学先「アメリカ」
アメリカは極めて多様性に富んだ国で、都市や町、各地方はそれぞれ独自の個性にあふれています。AYA留学生の滞在先は計49州の多種多様な町に及びます。小さな町のホストファミリーの場合など、普通の旅行ではなかなか見ることのできないアメリカ文化の別の側面を発見する楽しさもあるでしょう。いわゆる「スモールタウンアメリカ」、小さな町ならではの良さは多くの留学生にも好評です。
留学生は、いわば自国の親善大使です。アメリカの人たちにあなたの国の伝統や文化を伝えるという貴重な機会に恵まれることでしょう。ホストファミリーや新しいお友達にぜひ自分自身のこと、そして母国のことを教えてあげて下さい。
アメリカのティーンとしての留学生活
AYAプログラムでのアメリカ滞在期間は一学年間、または一学期間で、世界各国から留学生を受け入れています。この留学プログラムでは留学生はアメリカのティーンとしての生活を体験します。ゲストではなく、その家族の一員としてホリデーを楽しみ、ファミリーパーティーや文化活動、レクリエーション等を満喫して下さい。こうした日常生活を共に分かち合うことが、真のアメリカ理解につながるからです。
地元のハイスクールに通い、校内行事にも現地生徒と同じように参加します。履修科目は留学生の進路や母国での授業レベルをもとに各人に合わせて組まれます。課外活動も、スポーツやレクリエーション、クラブ活動など幅広い中から選んでください。しかしこの留学プログラムで最も貴重な体験は、クラスメイトやホストファミリーとの間で育む温かい親交の絆です。アメリカ人ファミリーと共に生活し、アメリカンハイスクールでアメリカ人ティーンエイジャーたちと充実した留学生活をお過ごしください。
アメリカのホストファミリー
AYAホストファミリーはすべてボランティアで成り立っています。
AYAは、海外からの留学生を受け入れたいと希望するファミリーに対し、安全で快適な家庭の提供が可能か、留学生にとって有意義なアメリカ体験を与えることができるか等をチェックして決めます。ホストファミリーを希望するボランティアの方々は年齢も家族構成もバラエティに富んでいます。いずれも立派なホストファミリーとして活動されています。
ホストファミリーが留学生の皆さんに期待するのは、皆さんがその家族の一員として生活することです。家族の一員としての特権と義務の両方を、ちょうど実の息子や娘に望むのと同じように、留学生にも期待しています。家事のお手伝いなども例外ではありません。またホストファミリーは留学生の母国について知りたいと望み、同時に留学生がアメリカをより理解するためには助力を惜しまないことでしょう。質問にはどんどん答えてくれるでしょうし、何かわからないことがあれば納得がいくまで説明してくれるはずです。そして何よりもホストファミリーは実の息子や娘のように心を開いてひとつの家族の中で生活を送りたいと望むでしょう。
ホストファミリーの役割
1)1学年(約10カ月間)または1学期間(約5カ月間または6カ月間)、住居を提供する。
2)家族の一員として留学生を受け入れ、家庭内の生活のあらゆる面において積極的に参加するよう励ます。
3)留学生に専用のベッドと勉強用の場所を提供する(個室もしくは家族と共用の場合は相手の年齢が近く同性であること)。
4)食事を提供する(登校日のランチ、外食は除く)。
5)登下校の送迎を行う(受入校によっては公共交通機関を利用することもあります)。
6)必要な場合は留学生の希望する宗教所(教会等)への送迎を行う。
7)家庭やコミュニティの中で、文化的、社会的環境との接触の機会を留学生に与え、意見の交換をする機会を多く持たせる。
8)留学生に愛情をもって接し、楽しく充実した一年を過ごそうとする若い人にとっていったい何が必要か、その理解に努める。
AYAホストファミリーの採用方法
AYAプログラムには全米に数百名のローカルコーディネーターと呼ばれる人々のネットワークがあります。このローカルコーディネーターは現役の教師や元教師、専門職、主婦など老若男女を問わず様々な人々により成り立っています。いずれも異文化交流の大切さを熟知している人々です。
ローカルコーディネーターは、AYAプログラムにとって各コミュニティにおける代理人の役割を果たします。まずホストファミリーを志望するファミリーの面談を行います。面談のため家庭を訪れる際には、家族全員がその場に居合わせるよう依頼します。一家がホストファミリーとしての役割を理解しているかどうかを確認し、留学生が寝起き、晩強する部屋も見学します。一家全員が支援することに同意しているかを確認することもコーディネーターの仕事です。「わが子をこの家庭に預けることができるだろうか?」とコーディネーターが自問自答してイエスと即答できるようなファミリーを探します。
ローカルコーディネーターの役割
1)ホストファミリーの事前調査、面談、採用を行う。
2)留学生の到着に先立ち、ホストファミリーにオリエンテーションを行う。
3)留学生およびホストファミリーの指導、カウンセリング、また必要に応じて留学生宅を訪問する。
4)本部に留学生の生活や学習状況について定期報告を行う。
5)万一の緊急時には、留学生やホストファミリーの援助にあたる。
ローカルコーディネーターはAYAの米国本部より随時指導や案内を受けており、毎年行われる全国および地方のトレーニングセッションにも参加しています。また、ローカルコーディネーターは留学生をはじめ、ホストファミリーや学校側の日頃の相談役にもなります。
ハイスクールについて
AYAプログラムを実施する地区にはそれぞれレベルの高い学校があり、留学生はそこで貴重な学習体験をすることになります。アメリカの学校の教育方針は「学問分野にとらわれない学びの精神」にあります。生徒は語学、歴史、地理、文学、科学等幅広い科目を学ぶことができます。
AYAプログラムは留学生の到着に先立ち、留学生がこれまでどのような学習を行ってきたか、資料をまとめて受入校に提出します。各校のカウンセラーが本人のレベルにふさわしいかどうかを配慮した上で各人の学習レベルに合わせたコースを選択します。科目の選択は各校の方針ならびに本人の学習目的や興味などに基づいて行われます。
各州・郡(カウンティ)によって教育システムは異なり、授業によっては年齢の違う生徒と席を並べることもあります。AYA留学生は全員、コース毎の課題やテスト、レポート等、また校内行事もすべて現地生徒と同様に行うことになっています。
通知表および卒業証書
AYA留学生には原則としてアメリカの学校で修めた勉学の通知表の公式コピー(トランスクリプト)が発行されます。この書類には受講したコース並びに各評価が記されています。通知表のコピーを希望する人は必ずアメリカを出国する前に申し込んでください。ただし通知表を発行しない学校も一部あります。また、卒業に必要な課程をすべて修了した場合(および留学以前母国で修めた課程も組み込むことを学校側が認めた場合)卒業証書を発行する学校も一部あります。
校内活動
ほとんどのハイスクールでは、勉学の他に課外活動にも意欲的です。皆さんもぜひ積極的に参加して下さい。スポーツ、チアリーダー、バンド、コーラス、校内新聞の編集、卒業アルバム制作、ボランティア活動などの中から選んでください。また、演劇や科学、弁論、音楽、ダンスなどの特別な興味を伸ばす分野のクラブもあります。
諸経費
AYA留学生は現地の生徒同様、学費以外の諸経費を支払う義務があります。学校生活においてかかる通学費用、化学実験の費用、通知表発行料、校内スポーツ、その他の行事活動のチケット代金、学校主催の遠足費用、卒業アルバム代金、その他実費をご用意ください。
AYAプログラムの教育方針
AYAプログラムは留学生の学校での活動状況や定期的な成績のチェックを行います。留学生は現地生徒同様、学校および社会の規律に従うものとします。万一何らかの問題が生じた場合、教師および指導カウンセラーはローカルコーディネーターおよびホストファミリーに速やかに連絡します。
AYAプログラム米国本部
AYAプログラムの米国本部では、国際交流の専門知識を持つスタッフが留学生のニーズを満たし、またAYAプログラムの各種サービスを提供するため誠意と熱意を持って留学生やホストファミリー、学校のお世話にあたっています。担当のローカルコーディネーターの上には本部のリージョナルディレクターがおり、各コミュニティでのAYAプログラムの進行を責任を持って監督しています。このリージョナルディレクターは留学生、AYAプログラム、ホストファミリー、ローカルコーディネーターおよび学校の間のあらゆるコミュニケーションを取り持つ中継点として機能しています。間接的になりますが、ご家族との連絡を取り合うのもやはりこのリージョナルディレクターの仕事です。AYAのスタッフは、皆さんの生活、学習状況について報告を受け、評価を下し、必要とあれば適切な行動を起こします。
アドミッション留学センターは、AYA本部およびリージョナルディレクターからの連絡事項を保護者に的確に伝えるよう努力しております。
ローカルコーディネーターの監督
それぞれ地元のAYAローカルコーディネーターがAYA留学生を担当し、問題が生じた場合などはリージョナルディレクターやAYA本部へ連絡をします。ローカルコーディネーターはこの他にも各種活動や旅行、文化イベントなどを企画することもあります。
24時間体制の緊急対応
AYAプログラムは24時間体制をとり、電話を通じてAYA留学生、ホストファミリー、ローカルコーディネーターの連絡をとります。留学生が必要とするサポート、専門家によるカウンセリング、ホットラインサービス(フリーダイヤル)、緊急時の24時間電話体制等、AYAの充実した各種サービスを提供できるよう努力しています。
オリエンテーション(任意参加)
留学生は、留学先で行われるオリエンテーションプログラムに参加します。AYAプログラムスタッフは、AYA留学生とアメリカの家族の生活について話し合い、さらに質疑応答も行います。
内容に関してご不明な点がございましたら、お問い合わせください。
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